西武新宿線野方駅 歯医者 あそう歯科クリニック(中野区)
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矯正

■矯正治療とは

歯には、適切な力を加えると移動する性質があります。その性質を利用して歯に矯正装置をつけ、歯に一定の力を持続的にかけて少しずつ動かし、悪い歯並びや噛み合わせ、いわゆる不正咬合を治すのが歯列矯正です。
理想的な噛み合わせに近づけると、体の軸や顔のバランスが改善され、体調が良くなったり、顎の関節の負担を減らせたり、磨きやすい環境になるので大切な歯を維持しやすくなる等のメリットが考えられます。

■不正咬合の種類

不正咬合には、上顎前突(じょうがくぜんとつ)、下顎前突(かがくぜんとつ)、開咬(かいこう)、叢生(そうせい)、上下顎前突(じょうげがくぜんとつ)、過蓋咬合(かがいこうごう)、交差咬合(こうさこうごう)、正中離開(せいちゅうりかい)、切端咬合(せったんこうごう)などがあります。

■上顎前突(じょうがくぜんとつ)
いわゆる「出っ歯」といわれるもので「下顎遠心咬合(かがくえんしんこうごう)」とも呼ばれ、上顎の過成長、あるいは下顎が上顎より奥に引っ込んでいる状態のことです。学校保健法での判断基準では、上の前歯が下の前歯より8o以上出ているものとされています。

■下顎前突(かがくぜんとつ)
「受け口」といわれるもので、骨格的に下顎が大きい状態のことです。学校保健法での判断基準は、3本以上の歯が上下反対の咬合になっているものとされています。
上下の前歯が、前後逆に噛んでいる「反対咬合」になる場合もあります。

■開咬(かいこう)
奥歯をしっかり噛んでも前歯が咬み合わずに上下の歯にすき間ができてしまう咬み合わせのこと(逆に前歯を咬み合わせても奥歯がかみ合わない場合もあります)。また、幼少期における過度の指しゃぶりや、すきま部分に舌を入れ込む癖などがきっかけになることがあるようです。学校保健法での判断基準は、奥歯を咬んだ時に上下の前歯が6o以上すき間が出来るものとされています。

■叢生(そうせい)
歯が生える場所が足りなかったりして、歯がでこぼこに生えている状態のことです。「八重歯(やえば)」といわれたりもします。また、「捻転(歯が正面を向かずにねじれて生えている)」というものもあります。学校保健法での判断基準は、歯がたがいに4分の1以上重なり合うものとされています。

■上下顎前突(じょうげがくぜんとつ)
上顎・下顎ともに前に突き出ている歯並びのことで、外見上も口元が出ているように見えます。

■過蓋咬合(かがいこうごう)
上の前歯が下の前歯に対するかみ合わせが深く、下の歯列が上の歯列に覆われて見えなくなっている状態をいいます。

■交差咬合(こうさこうごう)
左右いずれかの奥歯または前歯が横にずれているかみ合わせのことです。

■正中離開(せいちゅうりかい)
通称「すきっ歯」といわれています。歯と歯の間にスペースが出来てしまっている歯並びのことで、学校保健法での判断基準は、上の左右中切歯の間に6o以上の空隙があるものとされています。

■切端咬合(せったんこうごう)
上下の前歯の先端どうしが真っ直ぐにぶつかっていて、獅子舞の歯のような状態を指します。

不正咬合になってしまう理由としてはさまざまな要因がありますが、特にいわれているのが遺伝、虫歯や歯周病、病気等、生活習慣などです。
「自分はどうかな?」と思ったときは医師に相談してみましょう。

■治療の流れ

まず、あなたの咬合状態を診断して、症状にあった治療法や期間、費用などを歯科医師と相談して決めます。矯正を行う時期については、個々のケースで大きな差があり、一概には言えませんが、子供はもちろん大人になってからでも歯列矯正は決して遅くはありません。
ただし、子供であれば顎の成長と生え変わりを利用することにより簡単な装置で矯正可能な場合があります。
いずれにせよ、早い時期に矯正歯科を訪れ、将来の方向性について検討することが望ましいでしょう。

■矯正治療に使う装置

矯正装置は大きく分けると、器械的な力を用いて歯の移動や顎の成長のコントロールを行う器械的矯正装置と、それ自体はなんら力を及ぼさせず、患者の口腔周囲の機能を整える機能的矯正装置の二種類があります。

一般的に知られる装置としては、 上顎顎外固定装置(ヘッドギア)、上顎前方牽引装置、舌側弧線装置、唇側弧線装置、マルチブラケット、エッジワイズ装置、バンド、輪ゴム等があります。

マルチブラケットとは、ブラケットという装置を動かしたい歯の表面に装着し、それぞれのブラケットにワイヤーで連結して、3次元的に歯の移動を行い歯列を整える方法です。
以前は金属製ブラケット(メタルブラケット)が多く使用されていましたが、審美性や金属アレルギーの問題により、最近では合成樹脂性の透明なブラケット(クリアブラケット)が多く使用されています。

クリアブラケットとは、矯正歯科に用いられるプラスチック材料で出来た透明の装置で、審美面を考慮した矯正装置です。

■矯正Q&A

Q1.治療の期間はどのくらいかかりますか?
A.
通常、約2〜3年と言われていますが、最近では新素材・材料の改良が進み、より短期間で治療ができるようになってきています。
Q2.どれくらいの間隔で通院することになりますか?
A.
月に1〜2回くらいが普通ですが、2〜3ヶ月に1回という所もあるようです。
Q3.目立たずに矯正はできないのでしょうか?
A.
表側につけるプラスチック(クリアブラケット等)やセラミックのものは比較的目立たちませんが、裏側に付ける装置(舌側矯正)なら表からは全く見えません。
Q4.一部分だけ治療できますか?
A.
出っ歯、すきっ歯、受け口、八重歯など部分矯正もできます。
部分矯正なら比較的短期間(12ヶ月以内)で治ることもあります。
Q5.矯正を始めたら食事は普通にできますか?
A.
装置をつけたりすると歯が動き始めます。この時、数日〜1週間位、噛む時に痛みがでます。むし歯の痛みほど強くはないので、痛み止めを飲む方はあまりいません。しかし、食事を摂りにくいのも事実です。
Q6.矯正治療中に気をつけることは?
A.
硬いものや粘つくもの(せんべい、ガムなど)を食べるのは極力避けましょう。
矯正は歯に接着剤でつけてあるため硬いせんべいなどを食べると稀に矯正が歯から外れてしまうことがあります。
ガムなど粘りつくものは矯正に貼りつき、そこから細菌が繁殖し虫歯や歯周病などになる可能性があります。

あとは定期健診は必ず受けましょう。

あそう歯科クリニックでは矯正の専門医がカウンセリングを行い、治療の期間や装置の選択、お支払い方法等、できるだけ患者さまのご希望にそえるよう心がけております。
まずは医師に相談することから始めてみましょう。

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症例

■上顎前突

術前 (2000年10月25日撮影)
上顎前突 右 上顎前突 中 上顎前突 左
右側 正面 左側
矢印
術後 (2001年3月14日撮影)
上顎前突 右 上顎前突 中 上顎前突 左
右側 正面 左側

■叢生

術前 (2002年1月17日撮影)
叢生 右 叢生 中 叢生 左
右側 正面 左側
矢印
術後 (2005年2月24日撮影)
叢生 右 叢生 中 叢生 左
右側 正面 左側

■下顎前突

術前
下顎前突 右 下顎前突 中 下顎前突 左
右側 正面 左側
矢印
術後
下顎前突 右 下顎前突 中 下顎前突 左
右側 正面 左側

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